Zikomoプロジェクトは5年が経過しました。この間、ザンビアのハンドボール選手たちはそれぞれの分野で活躍しています。また、生活が苦しいながらも一所懸命に生きています。
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Zikomoプロジェクトがセカンドキャリア支援を重点的に行っている背景は、ハンドボール競技で勝つことが目的ではなく、スポーツは楽しむためにあり、健康で生きていくためのツールであることを再認識したからです。生きていくためには自らの社会に貢献し、仕事を通じて収入を得て生活することが基本です。セカンドキャリア支援はそうした生活の基本を会得するプロセスを支援するものです。
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支援の実態は、ほぼ遠隔で行われています。直接的にモニタリングはできないのが現状です。難しいですが、人材育成には継続した支援が必要です。
ザンビアのハンドボール選手たちが日本と少しでも繋がっていられるネットワークは、私たちにとっても貴重な財産です。人々が支えあうところから平和が生まれます。ザンビアのハンドボール選手たちの心にも平和な心があります。世界が混沌としている今だからこそ、できる取組を一つ一つ続けていきます。
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